古代史を語る

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2018-08-28から1日間の記事一覧

六世紀末に流行した天然痘

『日本書紀』敏達天皇の十四年(585)三月の条に、当時流行した病気の症状について記されている。「瘡ができて死ぬ者が国にあふれた。その瘡を患った者は、体が焼かれ打たれ砕かれるようだと言い、泣きむせびながら死んだ」という意味のことが書かれている。…