推古天皇が即位したのは、大臣《おほおみ》蘇我馬子宿禰《そがのうまこのすくね》による崇峻天皇暗殺の後を受けた、隋の開皇十二年(592)に当たる歳末で、南朝の陳が滅ぼされてから約四年後のことだった。推古天皇の母は堅塩媛《きたしひめ》、堅塩媛の父は…
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